大阪府「生節の押しずし」JAグリーン大阪女性会
河内の代表的な郷土食で、どこの家庭でもハレの日によく作られていました。新鮮な魚が手に入りにくい時代の名残でカツオの身を蒸した半乾きの生節を使い、松竹梅の型や四角い押し寿司など家庭によって形も違います。また、できあがりに甘辛いあんをかける家庭もあるようです。
- 80分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(6人分)
米 | 3カップ |
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合わせ酢(酢 | 1/3カップ |
砂糖 | 大さじ4 |
塩 | 小さじ2/3) |
かつおの生節 | 200g |
ショウガ | 20g |
A | |
酒・砂糖・みりん | 大さじ2 |
しょうゆ | 大さじ3 |
かたくり粉 | 適量 |
紅ショウガ | 適量 |
酢 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
じっくり!
お料理!
- 米は少しかために炊き、合わせ酢を回しかけてすし飯を作る。
- ショウガは千切りにする。
- 生節は切り身にしてさっと熱湯をかけ、骨と皮などをていねいに取り除き、厚手のビニール袋に入れ、細かくほぐす。
- 鍋にAを入れ、煮たったところへ2、3を加えて中火にし、箸4~5本でかき混ぜながらそぼろを作る。
- 4のそぼろを一度取り出して汁けを搾り、残った煮汁に同量の水で溶いた水溶きかたくり粉を加えてあんを作る。
- 酢水にぬらした押し型に、1のすし飯を8分目まで入れ、そぼろを均等にのせて型を抜き、器に盛る。
- 6に5のあんをかけ、あれば紅ショウガを添える。
生節をほぐすとき、厚手のビニール袋などに入れて細かくほぐすことで、口当たりのよいそぼろになります。