夏の旬野菜ショウガ

ショウガの写真

※ 健康テーマは、野菜に含まれる栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。

ショウガ

独特の香りと辛味で
新陳代謝アップ

世界中で用いられている香辛野菜で、肥大した地下茎部分を主に食用とします。
主に出回っているのは貯蔵した「根ショウガ」。「新ショウガ」は、初夏に出回る、茎の付け根が紅色をしているショウガで、秋に収穫したてで出荷される根ショウガも新ショウガと呼ばれます。ともに皮の色が薄く、みずみずしいのが特徴です。
皮に風味があるので、薬味にする場合は皮ごとすりおろすのがおすすめです。
皮をむく場合は、スプーンでこそげ落とすようにすると薄くむけます。

旬カレンダー

旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方

日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。

教えてJA!「ショウガの豆知識」

ショウガの栄養

独特の辛みと香りは、ジンゲロールやショウガオールによるものです。ショウガオールは、ジンゲロールが脱水したもので、加熱や乾燥によって生成します。食材の生臭みを消す消臭作用や抗菌・殺菌作用があります。また、これらのショウガ成分には、血行を促進し、身体を温め代謝を高める作用、抗炎症作用、鎮痛作用のほか、抗酸化作用が高く、がん予防に効果があるといわれています。

ショウガの選び方

ふっくらとハリがあり、かたくて重みのあるもの。皮に傷のないものを選びましょう。
切り口にカビや干からびがないものがよいでしょう。
新ショウガは、みずみずしいものを選びましょう。

ショウガの保存方法

乾燥を防ぐため、ラップか新聞紙に包み、冷暗所で保存します。冷凍保存もできます。千切りにするか、すりおろしてラップで小分けにしてから冷凍庫へ入れましょう。

ぷち情報

春から初夏にかけて加温栽培された葉ショウガ(谷中ショウガとも呼ぶ)が出回ります。みそを付けて生で食べたり、甘酢漬けにしても風味があります。
すりおろしたショウガに、はちみつを加え、熱湯を注ぐと、簡単ショウガドリンクの出来上がり。体が温まりますよ。

ぷち情報②

ショウガを食べると、熱い食べ物を食べているわけではないのに「温かい」と感じてしまうのはどうしてでしょうか?実は、辛み成分(ジンゲロールやショウガオール)が温かさを感じる神経「温覚」を刺激からです。
特に舌やのどの奥、胃の中の温覚は、刺激を感じやすく、この刺激は温覚から瞬時に脳に伝わって、脳から「体の温度を下げなさい」という指令が出ます。すると体は血行を良くしたり、汗をかいたりして熱を早く下げようとします。

ショウガを使ったレシピ

スイカのジンジャーレモンウォーターの写真

スイカのジンジャーレモンウォーター

  • 5分
  • kcal

スイカのさっぱり飲み物です。

三重県「てこね寿司」JA伊勢ファンクラブ みらい

  • kcal

漁師がカツオ(昔はケンケンカツオ等)を捕った時、漁師がさばき、漁師が作る男料理。男の人が作る為、調味料もシンプル。地元の集まりや祝い事等でたくさん作って大勢で食べる

岐阜県「朴葉寿司」JAひだ 大野地区フレッシュミズの会

  • kcal

朴葉寿司は飛騨地方で端午の節句に昔から作られてきた。各家庭や地域によって様々で酢飯に塩ますを混ぜ込む家庭、酢飯の上に酢でしめたますをのせる家庭、錦糸卵、アサリやしいたけの佃煮、山椒の葉をのせる家庭もあり保存食としても食べられてきた。

岩手県「エビ豆」JAしが女性部

  • kcal

エビ豆は琵琶湖周辺の伝統料理で、大豆とスジエビを甘めに煮たものです。 琵琶湖で主に冬から春にとれる川エビの一種・スジエビを使い、色、つや共に美しく仕上げます。 日常食の他に「エビのように腰が曲がるまで、いつまでもまめに暮らせるように」と長寿祝にも作られます。

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ショウガと同じ時期に出荷の多い野菜・くだもの