佐賀県「だぶ」JAからつ女性部
「だぶ」は水を多く入れ、煮崩れしやすい材料は使わず、「ざぶざぶ」に仕上げることから、「だぶ」とよばれるようになった。
材料の切り方にも決まりがあり、お祝いなどの晴の日には四角に、佛の日には三角に切る。
玉麩も、色が華やかなため、晴の日には使用するが、沸の日には使用しない。
それぞれの家庭で違いはあるが、晴の日には砂糖を使わない人もあり、佛の日は味が不足するので、砂糖をきかされることもある。
「だぶ」は、各家庭のお祝い事や憂い事に、隣近所の方々が集まって作られる郷土料理です。
材料(4人分)
凍りこんにゃく | 3枚 |
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干ししいたけ | 5枚 |
きくらげ | 5g |
鶏肉 | 100g |
れんこん | 150g |
玉麩 | 1/2袋 |
たけのこ | 150g |
こんにゃく | 1/2枚 |
かまぼこ | 90g |
だし汁(だし昆布、かつお節) | カップ6 |
(調味料) | |
砂糖 | 大さじ2 |
薄口しょうゆ | 大さじ4 |
みりん | 小さじ2/3 |
酒 | 大さじ4 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
JA女性部レシピ
つくろう!
- 凍りこんにゃく、干ししいたけ、きくらげは水で戻し、短冊切り(薄切り)にする。
- 他の材料も短冊切り(薄きり)にする。
- 水6カップにだし昆布を入れ火にかけ、沸騰したら取り出し、かつお節をいれて2~3分したら火を止めて漉す。
- 3のだし汁で1,2を煮て、火が通ったら調味料を加え薄味に仕上げる。
短冊切りは、四角に切っているので、祝い用となる。砂糖は、各家庭の好みで使用する。(各家庭それぞれの味がある)玉麩は、佛事の際には使用しない。