秋・冬の旬野菜生シイタケ

生シイタケの写真

※ 健康テーマは、野菜に含まれる栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。

生シイタケ

うま味のもとはグアニル酸
天日干しでビタミンDもアップ

天然の原木栽培と菌床栽培があり、近年の主流はオガクズなどを用いて人工的に育てられた菌床栽培です。
原木栽培のシイタケは春と秋に多く出回り、春は身が締まっていて凝縮したうま味を、秋は香り高い味わいを楽しめます。
うま味のもとであるグアニル酸は、加熱すると増加し、香りとうま味がアップします。また、昆布やかつお節の出汁と合わせると相乗効果でうま味が増します。
生しいたけは、日光に当てると、ビタミンDが増え、香りも増します。食べる前に1~2時間軽く干すだけでも効果があります。

旬カレンダー

旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方

日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。

教えてJA!「生シイタケの豆知識」

生シイタケの栄養

食物繊維が豊富に含まれています。大腸の働きを促し、便秘の解消や予防に効果的です。
紫外線を当てるとビタミンDに変化するエルゴステロールを含んでいます。ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨粗しょう症の緩和と予防にも有効です。
うま味のもととなるグアニル酸は、加熱すると増加します。うま味もアップしますので、焼いたり炒めたりして調理することがおすすめです。

生シイタケの選び方

カサの色は薄茶色で、ムラやシミがなく、ハリがあるものを選びましょう。パック入りのものは水滴の付いていないものを選びましょう。
軸が太く、裏のヒダは、白く、しっかりと張っているもの。
カサは肉厚で開きすぎていないものが良品です。

生シイタケの保存方法

湿気を嫌うので、ひだを上にしてキッチンペーパーで包み、冷蔵保存します。2、3日なら常温保存できます。
すぐに使い切れない場合は、カサと軸を切り離し、使いやすい大きさに切って冷凍を。冷凍することで、うま味成分が出やすくなり、味がよくなるとも言われています。
そのまま鍋に入れるとうま味が逃げません。

ぷち情報

シイタケなどのキノコ類は、洗うと水っぽくなり、風味が逃げてしまうので、洗わないのが原則です。汚れは軽く払うか、湿らせたペーパータオルで拭きましょう。ゴミや汚れはカサの裏側のヒダ部分にたまりやすいので確認しましょう。

ぷち情報②

生しいたけを30分ほど日光に当てると、ビタミンDが増え、うま味も増します。天気のいい日に、カサを下向きにしてざるに並べ、天日に干してみましょう!

生シイタケを使ったレシピ

三重県「筑前煮」JA伊勢ファンクラブ みらい

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お正月になると、子ども達や親せきの人が集まる その時に筑前煮を作りみんなで楽しく食べる。

佐賀県「だぶ」JAからつ女性部

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「だぶ」は水を多く入れ、煮崩れしやすい材料は使わず、「ざぶざぶ」に仕上げることから、「だぶ」とよばれるようになった。 材料の切り方にも決まりがあり、お祝いなどの晴の日には四角に、佛の日には三角に切る。 玉麩も、色が華やかなため、晴の日には使用するが、沸の日には使用しない。 それぞれの家庭で違いはあるが、晴の日には砂糖を使わない人もあり、佛の日は味が不足するので、砂糖をきかされることもある。 「だぶ」は、各家庭のお祝い事や憂い事に、隣近所の方々が集まって作られる郷土料理です。

岩手県「山菜おこわ」JA新いわて女性部

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昔からもち米をよく食べる。秋に収穫した野菜、山菜、お米をお正月に大勢の皆でおこわにして食べます。

岩手県「秋の恵み寿司」JA新いわて女性部

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秋じまいに、春からの長い農作業のねぎらいと感謝の意味をこめて寄り合ってお祝いします。特に椎茸のにぎり寿司は、見た目や食感があわびによく似ていておもしろいです。

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生シイタケと同じ時期に出荷の多い野菜・くだもの