青森県「いがメンチ」JA津軽みらい女性部
戦前から津軽地方、特に内陸部である弘前で食べられてきた家庭料理であり、『津軽の母の味』であるいがメンチ。
いが(津軽弁でイカのこと)の身を刺身や酢寿司などに使い、残った足(ゲソ)を包丁でたたき、余りの野菜と一緒に小麦粉を混ぜて平たくし、油を多めに敷いた鉄板の上で焼き、醤油などをつけて食べた。食材のすべてを「無駄なく余すところなく使う」いがめんちは、先人の知恵と愛が詰まった津軽地域独特の食文化である。
材料
イカ | 2はい |
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玉ねぎ | 1/2個 |
人参 | 40g |
卵 | 1個 |
小麦粉 | 大さじ2 ※玉ねぎと人参にまぜる |
塩・こしょう | 少々 |
小麦粉 | 大さじ3 ※衣の状態を見ながら調整 |
サラダ油 | 適量 |
付け合わせ(キャベツ・トマト) | 適宜 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
JA女性部レシピ
つくろう!
- イカは少し粘りが出る位までたたく。 ※あまり細かくしない方が食感が残る。
- 玉ねぎと人参をみじん切りにし、小麦粉(大さじ2)を混ぜておく。
- ①と②、卵、塩・こしょう、小麦粉(大さじ3)を混ぜる。 ※味付けは味噌やカレー風味でもよい。
- 揚げ油に落として揚げる。または、フライパンに油を少し多めに敷き、具材を平らにし、じっくり両面を焼く。
- 付け合せを添えて盛り付ける。 ※お好みでソースやマヨネーズをかけても美味しい。