岩手県「くずます」JA岩手ふるさと女性部金ケ崎フレッシュ部
胆沢地方の伝統料理。御祝儀・不祝儀でよく振る舞われ、寒い日に体を温める料理としても食べられていました。
くずのすまし汁が名前の由来だそうです。昔は食べるものが少なかったので、小さかったりところどころ傷んだ野菜も悪いところを取り除いて食べていました。
そのため、食材を細かく刻んで、更に満腹感と体を温めるためにあんかけにして食べていたのが特徴。
材料(4人分)
にんじん | 50g |
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ごぼう | 50g |
こんにゃく | 1/2枚 |
じゃがいも | 100g |
さつまいも | 100g |
凍み豆腐 | 1枚 |
五色麩 | 1/2カップ |
だし汁 | 800ml |
(だし昆布) | (10cm) |
(花かつお) | (20g) |
薄口しょうゆ | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ2 |
塩 | 適宜 |
水溶き片栗粉 | 水50mlに大さじ2~3 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
よい食レシピ
つくろう!
- 凍み豆腐、五色麩はぬるま湯でもどしておく。こんにゃくはさいの目に切り、下ゆでする。
- 野菜、凍み豆腐を5~8㎜のさいの目に切る。(いも類は切った後、水にさらす。)
- 野菜とこんにゃくをだし汁で柔らかくなるまで煮る。(15~30分程度)火を止める2~3分前に凍み豆腐、五色麩を入れる。
- 野菜が煮えたら、ザルにあげ、具は汁椀に入れ、煮汁はキッチンペーパー等でこしてから鍋に戻す。
- 鍋に戻した煮汁に、しょうゆ、砂糖、塩を入れ、味を調えてから水溶き片栗粉でとろみをつけ、具を入れた汁椀の上にたっぷりとかける。
野菜が細かく切ってあるので、あまり混ぜないこと。特にいも類が煮崩れて汁が濁ってしまいます。いも類を1回水にさらすことで煮崩れしにくく、汁の濁りも防ぐことができます。濃いめにだしをとることで野菜本来の味が楽しめます。
地元の農家が生産した採れたて農産物を
販売する、JAの直売所です。
生産者が、市場を通さずに直接農産物を販売する施設がファーマーズマーケット(農産物直売所)で、そのうちJAが運営しているものを「JAファーマーズマーケット」と呼んでいます。現在、全国で約1,700カ所のJAファーマーズマーケットがあり、道の駅内での開設や、カフェやレストラン、市民農園を併設する店舗も増えていて、観光スポットとしても注目を集めています。毎朝、地元の生産者から届けられた採れたての野菜や果物が並ぶファーマーズマーケットでは、作り手の顔が見える、安全で安心な旬の農産物を手に入れることができます。家族みんなで楽しめるワクワクスポットに、ぜひ足を運んでみてください!