岩手県「精進汁」JA江刺女性部
・岩手県奥州市江刺区内に伝わるお盆行事に必ず食べられる汁物です。
・この時期にとれる野菜を使って昆布だしと醤油で味付けした精進料理としてつくる汁物で、使う具材の種類は奇数とします。
・墓参りの際には蓮の葉にこの汁物から具だけを取り出して、生米や鏡てん、お蒸かし、ナスやキュウリなどと一緒に墓前に供える。盆棚にも同様にお供えします。
・お墓参りの後には、お蒸かしと一緒にこの汁物を食べます。
材料
昆布 | 1本(長さ60㎝) |
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人参 | 小1本 |
じゃがいも | 中型2個 |
ごぼう | 1本(30cm) |
こんにゃく | 1丁 |
豆腐 | 1丁 |
油揚げ | 1枚 |
いんげん | 少々 |
酒 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ3 |
醤油 | 大さじ3 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、病気の回復などをお約束するものではありません。
よい食レシピ
つくろう!
- 昆布は水1ℓで戻し、縦半分に切り、結び昆布をつくる。
- 昆布を戻した水に、結び昆布を戻し、昆布を煮る。
- ごぼう、人参、じゃがいもは斜め切りにする。
- こんにゃくは下ゆでし、厚めの短冊切りにする。
- 油揚げは油抜きして大きめの短冊切りにする。
- ②にごぼうから加え、その後、人参、じゃがいも、油揚げ、こんにゃくを加え、ごぼうが柔らかくなったら豆腐を加える。
- 酒、みりん、醤油で味付けし、火を止める。30分程度おいて味を染み込ませる。
- 柔らかく茹でたいんげんを彩りに添える。
- 出来上がった汁から具材を取り出してお供えするため、野菜が煮くずれないよう煮詰めずに、火を止めて味をなじませます。具材の種類は奇数に揃えます。
地元の農家が生産した採れたて農産物を
販売する、JAの直売所です。
生産者が、市場を通さずに直接農産物を販売する施設がファーマーズマーケット(農産物直売所)で、そのうちJAが運営しているものを「JAファーマーズマーケット」と呼んでいます。現在、全国で約1,700カ所のJAファーマーズマーケットがあり、道の駅内での開設や、カフェやレストラン、市民農園を併設する店舗も増えていて、観光スポットとしても注目を集めています。毎朝、地元の生産者から届けられた採れたての野菜や果物が並ぶファーマーズマーケットでは、作り手の顔が見える、安全で安心な旬の農産物を手に入れることができます。家族みんなで楽しめるワクワクスポットに、ぜひ足を運んでみてください!