栃木県「しもつかれ」JAはが野女性会
江戸時代(えどじだい)中期、天明の飢饉(ききん)の頃(1781~1789)、稲荷神社(いなりじんじゃ)に供えたのが始まりと伝えられています。しもつかれは、「下野ばかり」あるいは「下野家例」がなまったものと言われる説があります。稲荷神社の祭りである初午とはいえ、生きのよいごちそうを作るのが困難です。そこで、考え出されたのが残り物を巧みに利用したしもつかれであるとされました。しもつかれを「7軒食べ歩くと中風にならない」という言い伝えもあります。
- 180分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(4人分)
塩鮭の頭 | 1匹 |
---|---|
大根 | 1本 |
人参 | 1本 |
大豆 | 1/2カップ(落花生でも良い) |
油揚げ | 2枚 |
酒粕 | 100g |
醬油、塩、酒、各少々 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
じっくり!
お料理!
- 鮭の頭は適当な大きさに切り分け魚焼き網で焼き熱湯で湯がいておく。
- 鍋に水(鮭がひたひたになるくらい)を入れ、煮立ったら鮭と酒を入れ水分が無くなり、骨が柔らかくなるまでよく煮る。
- 大根と人参は鬼おろしですりおろす。
- 大豆は煎って油揚げは短冊切りにする。
- 鮭を煮てある鍋に、大根 人参 大豆 油揚げを加え弱火で煮る。
- 途中、焦げ付かないよう大きくかき混ぜ酒粕を加えて更に弱火で煮る。
- 塩 醬油で味をととのえる。
- 塩鮭の塩加減によって塩 醬油を調節する。
しもつかれの中心に酒粕を入れて溶かす様にかき混ぜる。