岩手県「かきあえ(かぁげぇ)」JA新いわて女性部 安代支部
正月~小正月にけんちん汁と一緒にいただく。
特徴としては、だし汁で煮た細切り昆布を熱いまま一気に大根、人参の上にかけ、
そのまま冷ましてあじを浸み込ませる。
名前の由来は、甘味として貴重だった干し柿も使用していたことによる。
- 60分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(4人分)
大根 | 中1/4本(250g) |
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人参 | 12.5g |
早煮昆布 | 6g |
煮干し | 2本 |
薄口しょうゆ | 大さじ1 |
酒 | 小さじ1 |
塩 | 少々 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
じっくり!
お料理!
- 煮干は、頭とはらわたをとっておく。ボウルに水500ml煮干昆布を一緒に入れ、昆布がしんなりするまで戻す。(約10分)
- 大根の皮をむき、2mm幅の輪切りにしてから千切りにする。人参も皮をむき、斜め輪切りにし大根よりやや細く千切りにする。
- 塩(分量外、小さじ1/2)を大根と人参に振りかけ全体をかき混ぜ10分位置く。水分が出てしんなりしたら、水気をしっかり絞り後の工程で味を均一に馴染ませる為バット等に均等に広げておく。
- 昆布を斜めに巻いて、小口から2mmの太さに切る。
- 昆布のもどし汁と煮干を鍋に移し、その中に切った昆布を入れ中火にかける。沸騰したら火を弱めてアクを取りながら2~3分加熱し、調味料を加えて2分位煮る。
- 昆布が柔らかくなったら火を止め、広げておいた大根と人参に熱いまま一気に煮汁ごとかけ、昆布を平らに広げ、落し蓋をしてそのまま冷ます。(地元ではこの作業を「かぶせる」と言う)
- 冷めたら全体を混ぜ合わせて、涼しいところに置く。一晩おいて、味を馴染ませてからいただく。
・昆布は、煮すぎるとシャキシャキとした歯ごたえがなくなり、昆布煮のようになって しまうので注意する。 ・昆布は斜めに巻いて切ると、滑らず切りやすい。 ・すき昆布をしようしても良い。