石川県「大根寿し」JAはくい女性部中邑知支部
大根寿しは、かぶら寿しと同じく大根とニシンをはさみ麹で発酵させた「なれずし」です。
一般に、かぶら寿しはブリをはさみ、大根寿しはニシン(家庭によりサバ・マス等)が使われお正月や冬の時期に作られる冬の伝統料理です。
材料(4人分)
〇下漬け材料 | |
・大根 | 中1本 |
---|---|
・塩 | 大根の0.3% |
〇本漬け材料 | |
・身欠きニシン | 4~5本 |
・麹 | 300g |
・炊いたご飯 | 1合 |
・人参 | 1/2本 |
・柚子 | 1/2個 |
・赤唐辛子 | 1本 |
・甘酒 | 少々 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
JA女性部レシピ
つくろう!
- (下漬けの準備)大根を厚さ1㎝、長さ5~6㎝の拍子(木)切りか、厚さ2㎝の輪切り切り込みを入れる。
- (下漬け)大根の重さの25倍の重石で3~4日塩漬けにする。
- (ニシンの下処理)ニシンは洗ってウロコや背びれの硬い骨を取り除き、米のとぎ汁に2日間程、水をかえながら浸す。
- (甘酒作り)保温鍋に、ほぐした麹とやわらかく炊いたご飯をよく混ぜ合わせ沸騰させ、15分位後にお湯をひたひたになるまで入れ一晩おく。
- (本漬け用材料の準備)人参、柚子は千切り、赤唐辛子は小口切りにする。もどしたにしんは3㎝に切る。
- (本漬け)容器の底に4で作った甘酒を少しひき、大根の塩漬けしたものを並べ、ニシン、人参、柚子の順に並べ残りの甘酒をまんべんなく入れて、重石をしたら1週間ぐらいで完成です。
塩漬けした大根の汁は最後の漬け込みに混ぜると美味しいです。大根はざるにあげて水けを切っておいてください。作るのに2週間ほどかかりますが、大根とニシンと麹の甘さが交じり合い絶品です。本漬けのあと1週間程度が食べ頃です。
地元の農家が生産した採れたて農産物を
販売する、JAの直売所です。
生産者が、市場を通さずに直接農産物を販売する施設がファーマーズマーケット(農産物直売所)で、そのうちJAが運営しているものを「JAファーマーズマーケット」と呼んでいます。現在、全国で約1,700カ所のJAファーマーズマーケットがあり、道の駅内での開設や、カフェやレストラン、市民農園を併設する店舗も増えていて、観光スポットとしても注目を集めています。毎朝、地元の生産者から届けられた採れたての野菜や果物が並ぶファーマーズマーケットでは、作り手の顔が見える、安全で安心な旬の農産物を手に入れることができます。家族みんなで楽しめるワクワクスポットに、ぜひ足を運んでみてください!