福井県「ぼっかけ汁」JA福井県女性部 坂井支部
ぼっかけは、福井県でも山あいの嶺北地域を中心に100年以上も前から食べられていて、ご飯にぼっかける(かける)ことが、この名の由来になっています。「ぼっかけ飯」としても伝わる郷土料理で、地域ごとに食べる機会や時期が異なります。田植え後、寒い季節、結婚披露宴の最後の振舞、報恩講と、行事は様々ですが、その土地の野菜をだし汁で煮込むその味は、溶けだした野菜の旨味もあって、滋味豊かな味わい。口あたりもあっさりして、何杯でもお代わりできます。野菜がたくさん入った温かい汁をかけたご飯をみんなで食べると、場が和みます。
材料(4人分)
ゴボウ | 1本(100g) |
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ニンジン | 小1本(100g) |
長ネギの青い部分 | 1本分(60g) |
油揚げ | 1/2枚(60g~70g) |
糸こんにゃく | 150g |
だし汁(かつお・昆布) | 6カップ |
塩 | 小さじ2 |
A | |
酒 | 20ml |
しょうゆ | 大さじ2 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、病気の回復などをお約束するものではありません。
簡単!
25分料理!
- ゴボウはささがきにして、水に5~6分つけてあく抜きをする。
- ニンジンは2㎝の幅に短冊切りにする。
- ネギは、斜め切りにする。
- 糸こんにゃくは、2~3㎝ほどの長さに切り、塩もみをして水洗いする。水からゆでて沸騰したらざるに上げる。
- 油揚げは油抜きして、横半分にスライスして2㎝幅に切る。
- 鍋にだし汁と、水を切った1を入れて、中火で煮る。
- ゴボウがやわらかくなったら、2と4、5を加え、Aで味をととのえ、最後に3を加える。
ゴボウのあく抜きに、酢水を使うのがポイントです。酢水を作り、ゴボウの皮をむき根本を切り落としたら、酢水を張ったボウルに直接、ささがきをしながら入れて、アク抜きをします。 10分ほど酢水にさらすと真っ白になります。
地元の農家が生産した採れたて農産物を
販売する、JAの直売所です。
生産者が、市場を通さずに直接農産物を販売する施設がファーマーズマーケット(農産物直売所)で、そのうちJAが運営しているものを「JAファーマーズマーケット」と呼んでいます。現在、全国で約1,700カ所のJAファーマーズマーケットがあり、道の駅内での開設や、カフェやレストラン、市民農園を併設する店舗も増えていて、観光スポットとしても注目を集めています。毎朝、地元の生産者から届けられた採れたての野菜や果物が並ぶファーマーズマーケットでは、作り手の顔が見える、安全で安心な旬の農産物を手に入れることができます。家族みんなで楽しめるワクワクスポットに、ぜひ足を運んでみてください!