岐阜県「朴葉寿司」JAいび川女性部
岐阜県山間部の一部地域に伝わる郷土食で、朴葉の彩りや香りがよい5 ~ 8月の初夏の風物料理です。酢飯や朴葉自体にも殺菌効果があると言われ、日もちがよく、手も汚さず食べられることから、農作物や山仕事の携帯食として作られたのが始まりです。
- 70分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(4人分)
米 | 2合 |
---|---|
A | |
塩 | 小さじ1 |
砂糖 | 大さじ2と2/3 |
酢 | 大さじ4 |
卵 | 1個 |
シイタケの甘辛煮 | 適量 |
焼きサケ(粗ほぐし) | 適量 |
ミョウガの甘酢漬け | 適量 |
サンショウの葉 | 適量 |
朴葉 | 4~6枚 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
じっくり!
お料理!
- 米は通常の水加減よりも1割程度少ない量でかために炊く。
- ごはんが炊きあがったら、飯台に移して混ぜ合わせたAを全体に回しかけ、手早く切るように混ぜて酢飯を作る。
- 2をうちわであおぎながら上下を返し、 つやが出るまで繰り返して人肌ほどの温かさにする。卵は溶いて錦糸卵を作る。
- 朴葉はきれいに洗って水けを拭き取り、4~6等分にした酢飯を真ん中より少し下におき、四角い形に整える。
- 4の酢飯の上に、千切りにしたシイタケ、ミョウガの甘酢漬けと焼きサケ、錦糸卵をのせ、サンショウの葉を飾る。
- 5を4の朴葉で包んで折りたたんだら、ぴったりとくっつけて並べ、皿などの軽い重石をのせてしばらくおく。
時間がある場合は、3時間~半日くらいおいて味をなじませると朴葉の香りが酢飯に移り、よりおいしくなります。酢飯を冷まさずに熱いまま朴葉にのせると、葉が茶色く変色する可能性があるので、冷ましてからのせてください。