香川県「鰆の押し寿し」JA香川県女性部
春から初夏にかけての農閑期、讃岐の農家ではサワラ料理で酒盛りする「春祝魚」と呼ばれる習慣があります。この主役が「鰆の押し寿し」。
若嫁のいる家では、嫁にサワラを持たせて里帰りさせ、里帰りした実家で「春祝魚」をし、押し寿しを婚家へ持ち帰ることで実家と婚家との仲を取り持つ機会としました。
- 90分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(4人分)
米(おいでまい) | 3合 |
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だし昆布 | 適量 |
A | |
酢 | 60㏄ |
砂糖 | 84g |
塩 | 9g |
中の具 | |
ニンジン・ゴボウ | 各1/2本 |
干しシイタケ (水でもどしたもの) | 4枚 |
油揚げ | 1/2枚 |
こんにゃく | 1/4枚 |
B | |
だし汁 | 240㏄ |
砂糖・みりん | |
しょうゆ・酒 | 各大さじ1 |
上の具 | |
サワラ(刺身用) | 適量 |
薄焼き卵 | 適量 |
ゆでエビ | 適量 |
アナゴ煮つけ(細切り) | 適量 |
サヤエンドウ(ゆでる) | 適量 |
桜でんぶ | 適量 |
サンショウの葉 | 適量 |
塩・甘酢 | 適量 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
じっくり!
お料理!
- 米は洗ってざるにあげ、30分ほどおいて昆布を入れて炊く。合わせたAを加え、混ぜてすし飯を作る。
- 中の具は細かく刻み、Bで味がしみるまで煮る。
- 上の具のサワラは塩を軽くふって、甘酢につけておく。
- 押し抜き型に1を半量入れて押し、中の具を適量入れたら、さらに1をのせて詰め、上の具をバランスよくのせ、上から押して型から抜く。
中の具は、外から見えないようにするのが讃岐の「押し寿し」の特徴。型に詰めるさい、中の具が見えないように端のほうには具を散らさないこと。すし飯の真ん中をへこませて具を入れると入れやすく、散らばりにくくなります。