熊本県「南関あげ巻き寿司」JAたまな女性部
「南関あげ」は熊本のソウルフードともいえる油揚げ。水分を極力減らして揚げてあるため、通常の油揚げより長期保存が効き、だし汁や煮汁をよく吸います。昔からお祝い事などおもてなし料理として振る舞われた巻き寿司を紹介します。
- 120分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(4人分)
米 | 5合 |
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南関あげ(大) | 5枚 |
かんぴょう(乾燥) | 20g |
ニンジン・ホウレンソウ | 各100g |
干しシイタケ | 8枚 |
だし昆布 | 10㎝ |
焼きのり(全形) | 5枚 |
卵(Mサイズ) | 3個 |
A | |
酢 | 140cc |
砂糖 | 70g |
塩 | 小さじ1と1/2 |
B | |
砂糖 | 大さじ2 |
しょうゆ | 1/4カップ |
酒・みりん | 各大さじ2 |
C | |
砂糖 | 大さじ2 |
みりん・だし汁 | 各大さじ1 |
塩 | 小さじ1/3 |
塩 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
じっくり!
お料理!
- 南関あげは底の広い鍋に湯を沸かし、割れないように注意しながらしっかり油抜きをする。干しシイタケとだし昆布はそれぞれ水につけてもどす。
- かんぴょうは水洗いして塩でもみ洗いし、水にさらしたあとゆでる。ニンジンは5㎜角の棒状に切り、軽くゆでる。ホウレンソウは塩少々を入れた湯でかためにゆでて水にさらし、水けを絞る。
- 1のシイタケ、昆布、それぞれのもどし汁を合わせて4カップ分を鍋に入れて火にかけ、煮たったら昆布を取り出してかんぴょうを加え、しばらく煮たらBを加えてさらに煮る。
- 3のかんぴょう、シイタケを取り出し、1の南関あげを入れて中火で味を含ませる。あげを鍋から出し、2のニンジン、ホウレンソウも順に加えて味を含ませる。シイタケは細切りにし、あげは冷めたら巻きすで巻いて汁けを絞る。
- 米は洗ってかために炊き、Aを回しかけて切るように混ぜ、すし飯を作る。卵はCを加えて溶き、厚焼き卵を作って棒状に切る。
- 巻きすの上にのりを置いてすし飯を150g量って広げ、4で煮た南関あげ以外の具材と厚焼き卵をのせてのり巻きの要領で巻く。
- 巻きすの上にラップを広げ、絞った南関あげを置いてその上にすし飯を200g広げ、6ののり巻きを中央より手前にのせてラップごともう一度巻き込んで太巻きにする。これを5本作る。継ぎ目を下にして食べやすい大きさに切って器に盛る。
南関あげの油をしっかり抜くことがポイント。