三重県「ガラガラおろし」JA鈴鹿女性部
鈴鹿市の久間田地区に伝わる料理で、専用の「鬼おろし器」で大根をおろし、酢に漬けた煮干し、油揚げなどで和えた「ガラガラおろし」は、江戸時代に、年貢米の取り立てに応じられない時に、代わりに藩に献上したのが由来であり、宴席など人が集まる時によく作られた料理です。
- 40分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(4人前)
煮干し | 10g |
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(頭、骨、内臓をとったもの) | |
大根 | 1/2本 |
長ねぎ | 2本 |
油揚げ | 2枚 |
ゆず | 1個 |
白いりごま | 適量 |
酢 | 大さじ2 |
味噌 | 35g |
塩 | 適量 |
砂糖 | 30g |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
簡単!
40分料理!
- 煮干しは頭と骨、内臓を取り、酢に浸して半日おく。
- 大根は皮を剥き、できるだけ目の粗いおろし器でおろし、塩をふって1~2時間おく。
- 長ねぎは小口切りにし、油揚げは熱湯で油抜きをしてみじん切りにする。
- ゆずの皮を千切りにし、実は絞り、絞り汁を作っておく。
- ①の煮干しを粗みじん切りにし、汁をとっておく。
- すり鉢でごまをすり、味噌と⑤の煮干しの汁を加える。砂糖も加えて練る。
- ②の大根をさらしなどに入れて水けを絞る。
- ⑥に⑦の大根を加えて混ぜる。③の油揚げ、⑤の煮干しも加えてよく混ぜる。
- ③の長ねぎ、④のゆずの皮の千切り、ゆずの絞り汁を加えてよく混ぜる。
- 全体になじんだらできあがり。
煮干しはきちんと頭と骨、内臓を取らないと、にがみが残り、口当たりが悪くなります。