稲を育てる環境をいろいろ変えてみよう
稲を育てる環境を変えることで、
稲の成長にはどのような影響があるでしょうか。
さまざまな状況を考えて、比較できるように観察してみましょう。
実験と観察の項目例
- バケツの種類を変えてみる。
- バケツと植木鉢で、育ち方に違ちがいがあるかを比較する。
- 日なたと日かげで、育ち方に違いがあるかを見る。
- ほめて育てる稲と、けなして育てる稲の、育ち方の違いを見る。
- 北国と南国など、地域で育ち方に違いがあるかを見る。
- 屋上で育てた稲と、地上で育てた稲の育ち方の違いを見る。
実験と観察の方法とポイント
実験
「日なたで育てた稲」と「日かげで育てた稲」の育ち方の違いを観察して、 育ち方に違いがあるかを調べてみましょう。
方法
2つに分けて植えたバケツ稲を、片方は日なたへ、もう片方は日かげへ置いておきます。
観察
草丈を測ったり、分げつの本数を数えたりしてみましょう。収穫後に米のつぶの数に違いがあるかも数えてみましょう。
結果
日なたで育てた稲は、日かげで育てた稲に比べて、緑が濃こくよく育ちます。
日光が必要なことがわかります。
ポイント
光合成
植物は「光合成」をして成長しています。光合成は、光のエネルギーをつかって、二酸化炭素と水から栄養をつくり、酸素を出すことです。日光がよく当たる日なたで育てると、よく成長します。
- 次へ >
マニュアルに書いてある通りに育てた場合と、その逆の場合を比較してみるとわかりやすくなります。
印刷用(PDF版)は、こちら