稲を育てるときに与える肥料をいろいろ変えてみよう

稲を育てるとき、よく育つように肥料を与えます。
この肥料を変えて育て、
肥料の違いでどう育ち方が違うかを調べてみましょう。

実験と観察の項目例

  • 肥料の種類を変えて、育ち方を調べてみる。
  • 追肥をするものとしないものをつくり、育ち方の違いを調べてみる。
  • 肥料の量を変えて、比較しながら育ち方を調べてみる。
  • 肥料の作り方を調べ、作れるものを作ってみる。

実験と観察の方法とポイント

実験

有機肥料や化学肥料など、さまざまな肥料を使って、稲の育ち方に違いが出るかを調べてみましょう。

方法

まずは肥料をそろえましょう。肥料を与えずに育てるものと、さまざまな肥料ごとに育てるもので、比較しながら育てます。

観察

米を実らせてからの味の違いも確認してみましょう。甘さや堅さなど、米粒の状態を確認しましょう。

結果

肥料を与えないものは、肥料を与えたものに比べて育ちが悪いことが多いようです。収穫時の種もみの大きさにも、違いがあります。

重要ポイント

肥料は与えたほうが良いものの、与えすぎると葉ばかり成長して、実に違いがあらわれないことがあります。「適量」があることも学習できるポイントです。

肥料の有無や違いによる育ち方だけではなく、品質や安全面なども調べてみましょう。実際に米をつくっている農家の方へ質問してみるとよいでしょう。

文:バケツ稲づくり相談員 小栗 千歌枝

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