稲を育てるための土をいろいろ変えてみよう
稲を育てるための土を、
いろいろなものに変えて育ててみましょう。
また、育った稲にどのような違いが出るのか、調べてみましょう。
実験と観察の項目例
- 土の種類を変えて育ててみる。
- 違う場所の土を使って育ててみる。
- 砂、土、泥、岩、水のみなど、さまざまな土壌で比較しながら育ててみる。
- 化学肥料を与えた場合、有機肥料を与えた場合、
肥料を与えない場合などで比較しながら育ててみる。 - 不耕起栽培をして育ててみる。
実験と観察の方法とポイント
実験
山の土、庭の土、海辺の土、田んぼの土、畑の土、園芸店で買った土など、場所や条件の違う土を使って、それぞれ稲を育ててみましょう。
方法
それぞれの土をバケツごとに分けて入れ、稲を育てて観察します。水やりや日当たりなど、土以外の条件は同じにしてください。
観察
ただ比較観察するだけではなく、土を顕微鏡で観察するなど、どのような土が稲作に適しているかをより深く追求してみましょう。
結果
稲を育てるための土には、田んぼや畑、山の土が良いでしょう。海辺の土は塩分が含まれている場合があるので、育ちにくくなります。
ポイント
稲はもともと、川辺や池のほとりなど、淡水の水辺に自生していました。そうした環境に近い場所の土であれば、稲の成育は良くなります。
育ち方の違いだけでなく、環境汚染など、地球環境への意識を持つと、より広い視野で学ぶことができます。
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