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マタニティブルーは香り高いほろ苦野菜でケア

そのイライラはあなたのせいではありません

妊娠中、特に妊娠初期のプレママは、情緒不安定になることがあります。
普段なら気にならないようなことが我慢出来ない、イライラする、やる気が出ない、悲しくなる、不安で夜も眠れず泣いてしまう…。

このような妊娠中の情緒不安定は、ホルモンバランスの乱れによるものだと考えられています。着床した瞬間からプレママの体の中では大変革が起こっています。ホルモン量が増える、血液量が増える、血液の内容が変わる、胎盤が肥大する、つわりが始まる…まだプレママになるという覚悟が決まっていないうちから、待ったなしにどんどん体は変わり、そこに食べ物や行動の制限も加わり、生活全体がガラリと変わります。

でも、プレママは「人間を作り出す」という大仕事を行っている最中。逆に言えば、今まで通りでいられるわけがないのです。

ストレスフルなプレママへ 野菜の苦味が胃と心を癒す

妊娠初期にナーバスになるきっかけとして、つわりの辛さがあります。度重なる吐き気で心も体も疲れ、強いストレスを感じているかもしれません。しかし、つわりの特効薬はないため、なんとか気分転換をしながら、おさまってくるまで待つしかありません。

食べる苦しみを少しでも軽減し、さっぱりとリフレッシュするには、香りや苦みのある野菜がオススメです。
香りや苦味のある野菜には、健胃効果や、沈静効果があり、プレママが摂るべきビタミンやミネラルを豊富に備えているものばかりなのです。
ミョウガのさわやかな香りはアルファピネンという精油成分で、食欲を増進させる働きがあります。
セロリの独特の香りは、アイピンという精油成分。精神を安定させ、不眠やイライラを解消してくれます。
ゴーヤの独特の苦み成分モモルデシンにも健胃効果や体力増強効果がありますし、パセリアスパラミツバシソ、バジルなども優しく体調を整えてくれます。

とりわけ、葉酸やビタミンCの含有量がトップクラスのナバナを筆頭に、タケノコウド、フキノトウ、タラの芽など春野菜として有名な野菜は香りの強いものが多く、その溢れる生命力がきっと力を分けてくれるでしょう。
香り高い野菜をいただいて、少しでも胃と心をスッキリさせられたらいいですね! 大きなお腹を抱えて… 辛くなってしまった時には

妊娠初期の辛さは周りに気づいてもらえないことも多いですが、一人で抱え込まないこと。まずは家族に素直な気持ちや体調の変化を伝えていきましょう。

マトメノート

  1. 1 妊娠中の情緒不安定は生理現象

  2. 1 リラックス効果のある香りや苦味のある野菜は案外たくさんある

  3. 1 ミョウガ、シソなど薬味になる野菜は料理にONして手軽にリフレッシュ