春・夏の旬野菜ゴーヤー(にがうり)

ゴーヤー(にがうり)の写真

※ 健康テーマは、野菜に含まれる栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。

ゴーヤー(にがうり)

苦みで食欲増進
夏バテ防止にも

古くから沖縄で食べられてきた野菜で、熟す前の未熟果を食べます。苦みが魅力ですが、苦手な方は、塩もみしてサッと熱湯をかけると抜けます。種とわたは苦みが強いので、スプーンなどでしっかり取り除くことでもやわらぎます。ジュースにするのもおすすめです。リンゴジュースやバナナを加えると飲みやすくなります。スライスしてチップスにすると、おやつ感覚で食べられます。最近は、苦みの少ない白いゴーヤも出てきています。

旬カレンダー

旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方

日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。

教えてJA!「ゴーヤー(にがうり)の豆知識」

ゴーヤー(にがうり)の栄養

ビタミンCとカリウムが豊富です。カリウムは、筋肉の収縮を調整し、不足すると体の動きが悪くなります。炒め加熱調理ではこれらの栄養価が損なわれにくいので、肉や卵などのたんぱく質と炒めて食べると良いでしょう。独特の苦み成分の一つにモモルディシンがあります。胃液の分泌を促して、食欲を増進させるなどの健胃効果があるとされ、夏バテ解消に効果的な野菜です。また、血糖降下作用があることが明らかにされており、糖尿病予防に役立つことが期待されています。

ゴーヤー(にがうり)の選び方

緑色の品種は、全体的に鮮やかな緑色で変色しておらず、重みのあるものを選びましょう。ハリがあってイボがしっかりしているもの、みずみずしいものが良いです。
白色の品種は、丸いイボが均一に出ているものが良いです。

ゴーヤー(にがうり)の保存方法

ビニール袋に入れて保存できます。種とワタをとり、キッチンペーパーなどに包んでから野菜室で保存すると、より長持ちします。
冷凍する場合は、サッと塩茹でするか軽く炒めてから保存します。

ぷち情報

ゴーヤで緑のカーテンを作ってみませんか?まきひげによって他のものによくつかまり、上に伸びていくゴーヤの特徴を生かして、窓の外にネットを張ってゴーヤを育てる取り組みが広がっています。ここ数年、家庭や学校での利用が多く、、緑化で室内や地面の温度上昇を抑える効果があります。
毎年コンテストを開くほど、浸透している地域もあります。

ぷち情報②

ゴーヤは、熟すとオレンジ色になり、中には赤い果肉に包まれた種があります。この果肉は甘く、昔は水菓子の代わりに食べられていました。種は洗って乾かし、炒って食べると、強壮効果が期待できます。

ゴーヤー(にがうり)を使ったレシピ

おくらゴーヤの甘辛漬けの写真

おくらゴーヤの甘辛漬け

  • 60分
  • kcal

酢を使ってさっぱりさせました

おさかなのハンバーグとゴーヤと人参の炒めものの写真

おさかなのハンバーグとゴーヤと人参の炒めもの

  • 15分
  • kcal

おさかなのハンバーグでゴーヤの苦みがマイルドになり、ゴーヤを美味しく食べれます。

ゴーヤとじゃがいものマヨ和えの写真

ゴーヤとじゃがいものマヨ和え

  • 5分
  • kcal

ゴーヤの苦みがちょうど良い!!

ゴーヤとキャベツの塩こんぶ和えの写真

ゴーヤとキャベツの塩こんぶ和え

  • 15分
  • kcal

ほろ苦 浅漬け!

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ゴーヤー(にがうり)と同じ時期に出荷の多い野菜・くだもの