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その不調の原因は“冷え”根菜で内側から温めよう

妊娠中の冷えを侮るなかれ

女性は、男性に比べて、熱を発する筋肉量が少なく、血管も細く、冷えを感じやすい構造になっています。
特に最近は、ダイエットなどを理由に自覚の無いまま「痩せ型」になってしまっているプレママも多いので要注意です。
妊娠すると、運動量が減り、下肢の血液循環も滞るなど、さらに冷える条件が加わります。

プレママの体が冷えると、血流が悪くなり、赤ちゃんに栄養が届きにくくなります。
また、肩こり・腰痛が悪化したり、頭痛・便秘・むくみの原因になったり、お腹が張ったり、悪くすると早産を起こしたりと、いいことがありません。

冷えを改善するには、日ごろから体を温め、血行をよくすることが大切です。
肩コリ・腰痛・お腹の張り 血を巡らせてゆるめよう

体の内側から温めるポカポカ食材とは?

ぬるめのお風呂にゆっくり入る、靴下や腹巻きをつけるなど、外側から温めるのはもちろん、食べるものや飲むもので体の内側から温めることも、とても大切です。

食べ物には、体を冷やすものと、温めるものがあります。
暑い地方や、暑い季節にとれる食材には、体を冷やす作用があるものが多くあります。
例えば、キュウリトマトナスなどです。
しかし、加熱したり、体を温めるスパイスを使ったり、食べ合わせを工夫したりすることによって体を温める食べ物に変えられます。

寒い地方や、寒い季節にとれる食材には、体を温めるものが多くあります。中でも土の中で育った根菜類は、ビタミンやミネラルを豊富に含み、冷え解消効果に優れています。

根類/ニンジンダイコンカブゴボウサツマイモヤマノイモ…など
地下茎類/ジャガイモサトイモレンコンショウガ…など
地下鱗茎類/:タマネギニンニクラッキョウ…など

あっためNO1食材には食べ方にコツがあった!

根菜類の中でも、際立って温め効果の高い食材がショウガです。
生のショウガは強い殺菌効果を持っているので薬味に最適ですが、体を温めるなら、熱を通す食べ方の方が断然効果的です。
熱を通すとショウガ特有の辛み成分“ショウガオール”が胃腸を刺激して血行を促進し、体の芯からじわじわ温めてくれます。

さらに、乾燥させると加熱した時以上の効果を発揮します。“乾燥ショウガ”は、古くから、冷えを改善する妙薬として珍重され、漢方薬の材料として用いられてきました。
作り方はスライスして風通しのよいところで1~2日天日干しするだけ。スープや紅茶に落としたり、普段の料理に加えたりするだけで高い薬効が期待できます。
身近な冷え性の特効薬、ぜひお試しください。

根菜類を、煮たり焼いたりスープにしたり、加熱する調理法で食べればさらに温め効果UP!
体が冷えて辛い時にはとりあえず白湯を飲んでみてください。足浴や、足裏マッサージなども即効性があります。体質改善は根気よく。無理のない程度に体を動かすことも大切です。

マトメノート

  1. 1 妊娠中は冷えやすく、冷えるとママも赤ちゃんも危険

  2. 2 根菜類は体を温める

  3. 3 乾燥ショウガはポカポカ効果がすごい