夏の旬野菜マクワウリ
マクワウリ
今や伝統野菜
ほのかに甘い“メロンの元祖”
まくわうりの系統の交配でプリンスメロンやアンデスメロンなどのメロンが生まれたので、まくわうりは“メロンの元祖”とも呼ばれています。かつては夏の風物詩として親しまれてきたまくわうりですが、香りと甘みの強いプリンスメロンなどの登場で、栽培が激減しました。その希少性から、現在は全国各地で「伝統野菜」として大切に育てられています。
熟して芳香が出ること食べごろです。さらっとしたさわやかな甘みが楽しめます。
旬カレンダー
旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方
日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。
教えてJA!「マクワウリの豆知識」
マクワウリの栄養
ナトリウムを排出するカリウムを多く含んでおり、血圧を下げる効果があります。
また、みかんと同程度のビタミンCを含んでいるため、免疫力を高めたり、抗酸化作用による肌の老化防止にも役立ちます。
マクワウリの選び方
均等な形で、大きすぎず小さすぎないずっしり重みを感じるものが良いです。
茶色く変色したり傷があるものは避け、花が落ちた跡のお尻の部分が平らであまり大きくないものを選びましょう。
甘い香りがしてきたら食べ頃です。
マクワウリの保存方法
未熟なまま店頭に並ぶことが多く、香りが無く押したときの弾力が固いときには、室内の常温での追熟が必要です。
冷蔵庫では追熟が進まないため、食べ頃になってから冷やして食べましょう。
マクワウリを使ったレシピ
様々なマクワウリの品種
地元の農家が生産した採れたて農産物を
販売する、JAの直売所です。
生産者が、市場を通さずに直接農産物を販売する施設がファーマーズマーケット(農産物直売所)で、そのうちJAが運営しているものを「JAファーマーズマーケット」と呼んでいます。現在、全国で約1,700カ所のJAファーマーズマーケットがあり、道の駅内での開設や、カフェやレストラン、市民農園を併設する店舗も増えていて、観光スポットとしても注目を集めています。毎朝、地元の生産者から届けられた採れたての野菜や果物が並ぶファーマーズマーケットでは、作り手の顔が見える、安全で安心な旬の農産物を手に入れることができます。家族みんなで楽しめるワクワクスポットに、ぜひ足を運んでみてください!
マクワウリと同じ時期に出荷の多い野菜・くだもの
キュウリ タマネギ トマト ナス ピーマン レタス ニラ グリーンアスパラガス 西洋カボチャ トウモロコシ スイカ メロン エダマメ サヤインゲン ショウガ ミニトマト ゴーヤー(にがうり) ズッキーニ トウガラシ(唐辛子) パプリカ ラッキョウ サニーレタス ミョウガ(茗荷) 紫タマネギ スダチ モモ(桃) ブルーベリー マンゴー うめ(青梅) シソ(紫蘇) ブドウ(葡萄) サクランボ ビワ イチジク(無花果) スモモ(プラム、プルーン) ワケギ(分け葱) 日本ナシ(梨) とうがん(冬瓜) カボス パッションフルーツ ライチ バジル しかくまめ(うりずん豆) ソウメンカボチャ(金糸瓜) 万願寺とうがらし(万願寺甘とう) 京山科なす 賀茂なす 鹿ケ谷かぼちゃ 京夏ずきん 紫ずきん やまのいも(つくねいも)