夏の旬野菜バジル
バジル
トマト料理の定番ハーブ
さわやかな香りで集中力UP
トマト料理などイタリア料理に欠かせないバジルは、さわやかで甘く、独特の芳香があるシソ科のハーブです。スイートバジルが一般的で、紫色のダークオパールバジルやホーリーバジルなど、様々な品種があります。
原産地はインドや熱帯アジアです。古代ギリシャでは、“王様の薬草”と呼ばれていたほど、古くから用いられてきました。
旬カレンダー
旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方
日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。
教えてJA!「バジルの豆知識」
バジルの栄養
バジルの香りをかぐと、すっきりリフレッシュしたような気分になりませんか?この香りのもととなっているのは、リナロールなどの精油成分で、リラックスしたり、集中力を高めたりする効果があります。食欲を促し、胃腸の働きをよくする効果もあります。
β-カロテンやビタミンEの他、カルシウムや鉄、マグネシウムなどのミネラルも豊富です。
バジルの選び方
葉の色が濃く、みずみずしくて、葉先までハリのあるものを選びましょう。茎がしっかりとしているものは香りが強いです。
バジルの保存方法
水にさせば、1~2日程度もちます。葉だけを冷凍や塩漬けにしてもいいです。
ぷち情報
たくさん手に入った場合は、バジルペーストにしたり、冷凍したりしておくと便利です。細かく刻んでオリーブオイルと塩で混ぜて、バジルオイルにしておくのもおすすめです。
乾燥させると風味は落ちますが、お茶にして飲むと、イライラやアレルギーなどにも効果があるといわれています。
ぷち情報②
バジルの精油には、「エストラゴール」という成分が多く含まれています。この成分には、過剰摂取した場合の危険性が報告されていますので、多量摂取や長期間の摂取は控えましょう。