秋の旬野菜マコモダケ
マコモダケ
タケノコに似た中国食材
加熱で甘みUP
名前だけ聞くとキノコの仲間を想像しがちですが、水辺で育つイネ科の植物マコモの若い茎が肥大化したものです。外皮をむいた白い部分を食します。見た目も食感もタケノコに似ています。
クセがなく、生でも食べられますが、加熱すると甘みが増します。油との相性も良いので、炒め物や天ぷらにしてもおいしいです。
旬カレンダー
旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方
日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。
教えてJA!「マコモダケの豆知識」
マコモダケの栄養
食物繊維が多く、腸内環境を整える働きによる便秘解消の効果があります。
また、カリウムが豊富に含まれ、むくみ解消や利尿作用によるデトックス効果があります。タケノコに比べると水分含有量が多く、低エネルギーです。
マコモダケの選び方
表面が艶っぽく、根本の切り口が白くてみずみずしいものを選びます。
時間が経つと、太くなりすぎたり「マコモズミ」と呼ばれる黒い斑点が出ることがあります。食べることはできますが、味は落ちてしまうため早めに食べましょう。
マコモダケの保存方法
冷蔵庫で乾燥しないように保存しましょう。立った状態で育つ野菜は根本を下にして立たせて保存するのが基本ですが、マコモダケは逆さまに保存すると鮮度を保ちやすいと言われています。
冷凍すると、解凍したときに食感が悪くなるため、冷蔵保存の際には用途別に切り分けておくことがオススメです。