九条ねぎの紹介
九条ねぎ
歴史ある葉ネギの代表格
葉の中のぬめりが味わいのカギ
緑の葉を食べる葉ネギ(青ネギ)の代表として全国にその名を知られている「京の伝統野菜」です。やわらかな葉の内部には、ぬめりが多く、甘さと薫りが強いのが特徴。薬味、鍋物、すき焼き、煮物、和え物、みそ汁など幅広い用途で親しまれています。からし酢味噌を和えて、ぬたにするのもオススメです。
古くからある原種をもとに、平安時代には京都・九条付近で良質なネギが栽培されていたことから「九条ねぎ」と名付けられたようです。
「九条太ねぎ」と「九条細ねぎ」の2系統があり、現在では1年中栽培されていますが、ぬめりが多く甘みが増すのは旬の冬場です。
緑の葉にカロテンやビタミンBを含んでいます。
旬カレンダー
旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方
日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。
教えてJA!「九条ねぎの豆知識」
九条ねぎを使ったレシピ
三重県「そうめんぬた」JA鈴鹿女性部
- 30分
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100年以上前にそうめん工場があった国府地区平野町で生まれた料理です。そうめんを伸ばし乾燥させるために竿にかける際、U字に曲がった「ふし」と「バチ」と言われる部分を使用した料理が「そうめんぬた」で、法事や人が大勢集まった時に食べられたそうです。
九条ねぎ、万願寺甘とうと油揚げの酢味噌和え
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「伝統野菜活用レシピ!」~京野菜編~ 日本橋「ゆかり」野永三代目の和食塾でご紹介したレシピです。 協力:JA全農京都 レシピ作成:野永喜三夫(日本橋「ゆかり」三代目)