秋の旬野菜黒ゴマ
黒ゴマ
「セサミン」が豊富
食べる前にすって吸収率UP
香辛料や油として昔から世界各国で食べられています。炒ることで香りがより高くなるため、料理や和菓子などの風味づけに利用されることが多いです。中でも黒ゴマは、香りが高く、黒い皮にはアントシアニンや鉄分が含まれているのが特徴です。見た目のアクセントにもなり、赤飯やおはぎ、ゴマ和えなどに広く使われます。
セサミンが豊富で抗酸化作用が強いため、老化防止や肝機能の改善、悪玉コレステロールを低下させ動脈硬化を防ぐなどの効果が期待できます。すりゴマにすると、硬い皮が破れて、栄養吸収率を高めることができます。
旬カレンダー
旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方
日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。
教えてJA!「黒ゴマの豆知識」
黒ゴマの栄養
タンパク質やビタミンE、B群、カルシウム、鉄などが含まれています。ゴマ油で馴染みのある方も多いと思いますが、成分の55%が脂質です。脂質には、不飽和脂肪酸の1種のリノール酸とオレイン酸が含まれています。コレステロール値の低下に効果があるといわれています。
黒ゴマの選び方
色が濃く、ツヤがあり、粒のそろっているものを選びましょう。
黒ゴマの保存方法
湿気が入らないよう、密閉容器に入れて保存しましょう。
ぷち情報
風味が落ちたと感じる場合は、軽く炒りなおしてみましょう。風味が戻りますよ。
ぷち情報②
硬い皮を壊すと、高い栄養素を体内に吸収しやすいです。そこでごまは食べる直前にすることをおすすめします。時間が経つとリノール酸が酸化してしまいます。
黒ゴマを使ったレシピ
島根県「ハトムギ茶飯」JAしまね斐川女性部
- 60分
- kcal
斐川町はハトムギの生産量全国第4位であるため、これからどんどん広めて行きたい料理です。ハトムギは美容や健康食品としてお茶や雑穀などに使用されています。
石川県「伝統料理「笹寿司」(鶴来蓬莱寿司)」JA白山女性部
- 240分
- kcal
鶴来では、昔から「笹寿司」を「ほうらい寿司」とも呼び、お祭りの次期には、各家庭で家族総出で寿司づくりを行っていました。嫁いだ家の「笹寿司」の味を母とともに祭りの前夜に心を込めて作りお客様をおもてなししておりました。
石川県「押し寿司」JA能美女性部
- 180分
- kcal
米の収穫が終わった9月下旬から、地区の神社で秋祭りが行われます。家庭では祭りの日にあわせて新米を使った「押し寿司」を作り、収穫を祝います。祭りの前日に仕込んで準備し、当日は重箱に小分けして親戚に配ることもあります。