秋・冬の旬野菜トレビス
トレビス
シャキシャキしてほろ苦い
ヨーロッパ野菜をサラダの彩りに
ワインレッド色の葉に白い葉脈が入り、サラダの彩りに抜群なトレビス。外見は紫キャベツ(アブラナ科)に似ていますが、トレビスはキク科の野菜で和名は「キクニガナ」。結球しないタイプやロケット型のものもあります。シャキシャキとした歯触りとほろ苦さが特徴で、さっぱりとしているため、ヨーロッパでは肉料理のつけ合わせにされることが多いです。イタリアでは、パスタやリゾットにも使われます。
原産地はヨーロッパや北アフリカで現在の主産地はイタリアです。日本には、80年代に輸入され始め、日本でも栽培する地域が増えてきています。
旬カレンダー
旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方
日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。
教えてJA!「トレビスの豆知識」
トレビスの栄養
カリウムを比較的多く含みます。独特の赤紫色は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンで、抗酸化作用を有しています。
トレビスの選び方
葉の色が鮮やかで、みずみずしいもの、切り口の変色が少ないものが新鮮です。
トレビスの保存方法
ラップに包めば、冷蔵庫で1~2日間保存できます。冷凍する場合は、1枚ずつかために茹でましょう。
ぷち情報
「トレビス」はフランス名で、イタリアでは「ラディッキオ」と呼びます。丸いものは「キオッジャ」とも呼びます。
ぷち情報②
包丁で切ると、鉄分と反応して褐色に変わりやすいので、手でちぎるほうがいいですよ。