秋・冬の旬野菜ユズ(柚子)

ユズ(柚子)の写真

※ 健康テーマは、野菜に含まれる栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。

ユズ(柚子)

抗酸化作用が豊富
果皮まで活用して

ユズは、奈良時代から栽培されており、歴史の古いかんきつです。一般的に流通しているのは、黄色く熟してから収穫する「黄ゆず」で、11月頃に旬を迎えます。夏に出回るのは「青ゆず」で、未熟果を利用します。
果肉に比べると、果皮にビタミンCが豊富で、抗酸化作用が多くあるので、皮を薄く切ってダイコンと一緒に酢漬けにするなど、調理方法を工夫して積極的に利用しましょう。

旬カレンダー

旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方

日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。

教えてJA!「ユズ(柚子)の豆知識」

ユズ(柚子)の栄養

カリウムやビタミンC、クエン酸が豊富で、風邪予防や疲労回復、美肌効果があります。

ユズ(柚子)の選び方

皮にハリがあり、香りのよいものを選びましょう。ヘタは切り口が茶色になっていないかも確認しましょう。

ユズ(柚子)の保存方法

ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。

ぷち情報

ユズは大きく「本ユズ」「山根系」「多田錦」の3種類に分けられます。本ユズは、徳島県那珂郡木頭村で選抜された系統です。山根系は、 徳島県阿南市の山根氏によって選抜されたものです。多田錦は、種がないため、料理に使いやすく、棘が少ないことから人気があります。

ユズ(柚子)を使ったレシピ

石川県「かぶらずし」JA能登わかば女性部 鳥屋支部の写真

石川県「かぶらずし」JA能登わかば女性部 鳥屋支部

  • 60分
  • kcal

江戸時代に農民や町人が高級な鰤をかぶに隠して食べたとか、前田家の殿様に出した料理であるなどの説もある。

柚子のおかずみそ

  • 10分
  • 84kcal

アツアツごはんにそのままのせたり、時にはお茶漬けにしたり。 ついつい、ごはんがすすみます。

島根県「ゆず味噌」JAしまね西いわみ女性部

  • 90分
  • kcal

ゆずの収穫時期に、酢をしぼった後のゆずの皮を使ってゆず味噌を作る。保存食として食べられてきた。

福井県「いぎすのゴマ和え」JA福井県女性部若狭支部高浜地区

  • kcal

海辺に近い高浜町周辺でよく振る舞われる伝承料理です。いぎすは海草の一種で、海岸べりにある石に繁茂します。見た目は地味ですが、食べると磯の香りが口いっぱいに広がり、冠婚葬祭には欠かせない、精進料理にはなくてはならない一品です。

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