秋・冬の旬野菜シメジ(湿地)

シメジ(湿地)の写真

※ 健康テーマは、野菜に含まれる栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。

シメジ(湿地)

旨み成分豊富で
調理しやすいキノコ

天然のシメジ(本シメジ)は、まだ人工栽培に成功していません。秋にコナラやアカマツの林に群生する貴重なキノコで「シメジ」の名で流通しているものの多くは、カサが茶色くて丸い形をしたブナシメジや、平らなカサのヒラタケで、本シメジとは別種です。この他茶色いものもあります。
ブナシメジ、ヒラタケともにうま味成分のアミノ酸が豊富で食感がよいので、煮物や炊き込みご飯、汁物、炒め物、天ぷらなど、幅広く利用できます。
食物繊維が豊富なので、便秘の解消やコレステロール値の低下などに役立ちます。

旬カレンダー

旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方

日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。

教えてJA!「シメジ(湿地)の豆知識」

シメジ(湿地)の栄養

ブナシメジは、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやナイアシン、カリウム、鉄、銅などを多く含みます。
ヒラタケは、キノコ類の中でビタミンB群が豊富です。中でもアルコールを分解する酵素の働きを助けるナイアシンが豊富に含まれていることから、二日酔い予防に効果があるといわれています。

シメジ(湿地)の選び方

カサの色が濃く、小ぶりで開きすぎず、ハリと弾力のあるものが新鮮です。軸は硬く、短いものを選びましょう。

シメジ(湿地)の保存方法

パックのままか密閉容器に入れ、冷蔵すると数日もちます。
冷凍する場合は、塩を加えたお湯にサッと入れてから冷凍を。茹でてもしんなりしません。

ぷち情報

本シメジの流通量は少ないですが、京都府のメーカーが本シメジを栽培用に改良した「大黒本しめじ」の栽培に成功し、通年食べることができるようになりました。
本シメジに近いハタケシメジの栽培品に丹波シメジがあります。

シメジ(湿地)を使ったレシピ

三重県「落花生入り味めし」JA三重中央女性組織連絡協議会

  • 40分
  • kcal

管内一部の地域で、昔から旬の食材を利用し、日常的に食べられていた炊き込みご飯です。一般的な鶏の炊き込みご飯に、落花生を入れているため、食感もよく、飾らない素朴な味付けです。

神奈川県「おもてなしおこわ」食と農を考える会~サザエ会~

  • 90分
  • kcal

サザエ会のメンバーが、正月にご挨拶に行った仲人さんの家で初めてごちそうになったお料理。彩りが美しいうえ、甘くおいしかったので、作り方を教えていただいたのがきっかけです。お寺の御詠歌の集まり時に作る料理だそうで、それ以来、定番の行事食となっています。

長野県「ミルクで和風炊き込みご飯」みなみ信州女性部

  • 60分
  • kcal

みなみ信州は古くから「きのこの味ご飯」が郷土食として食べられてきました。郷土の味に牛乳を加え、栄養たっぷりに仕上げました。

ブナピーの中華マリネネ♥カワイイ

  • kcal

簡単で食べやすいです。

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シメジ(湿地)と同じ時期に出荷の多い野菜・くだもの