春・冬の旬野菜カブ

カブの写真

※ 健康テーマは、野菜に含まれる栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。

カブ

春の七草の「すずな」
栄養価が高いのは葉

白い球型の小カブが一般的ですが、赤や黄、紫色など、さまざまな色や形、大きさの品種があります。地域に根差す在来種が多いのも特徴で、その数は80とも言われます。
根は生でも、みずみずしくて美味しいですし、漬けたり、焼いたり、煮たりすると、食感や甘味が変化して、また違った楽しみがあります。
また、1時間ほど干すだけでも甘みと旨みが凝縮されます。
葉は、アクもアクが少なく使いやすいので、浅漬けや煮びたし、炒めものなどにしていただきましょう。

旬カレンダー

旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方

日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。

教えてJA!「カブの豆知識」

カブの栄養

カリウムやビタミンC、食物繊維、デンプンを分解する消化酵素のジアスターゼなどが含まれます。
生で食べると消化酵素を効率的に摂取できると言われており、胃もたれや胸やけの解消に良いです。
葉の部分はβーカロテンやビタミンC、カルシウムなどが豊富で緑黄色野菜に分類されます。

カブの選び方

根にツヤとハリがあり、ヒゲ根の少ないもの。球型品種は、きれいな丸のものを選びましょう。葉は、緑が鮮やかでみずみずしいものを選びましょう。

カブの保存方法

葉をつけておくと根の水分が奪われるので、切り落として別々に保存します。葉は湿らせたペーパーに包みポリ袋へ、カブはそのままポリ袋に入れて、野菜室で保存しましょう。葉はさっと茹でた後、水分を十分に絞ってから冷凍しておくと、彩りとして使えて便利です。

ぷち情報

カブは「日本書紀」にも記録があるほど歴史のある野菜で、全国各地に個性的な在来種が生まれました。
主に東日本にはヨーロッパ経由で伝わった洋種系が、西日本には突然変異で生まれ、発達したと考えられる和種系が多く存在します。その境界線は関ヶ原付近にあり、「かぶらライン」と呼ばれています。

カブを使ったレシピ

カブレタス柚子胡椒サラダ

  • 5分
  • kcal

ピリ辛柚子胡椒が食欲をそそります

カブ昆布茶たらこあえ

  • 10分
  • kcal

すっきりした一品です

カブ玉ねぎのおかかサラダ

  • 5分
  • kcal

かぶと鰹節、よく合います

スピード料理、菊カブの寿司酢あえ

  • 10分
  • kcal

甘酢と菊&カブがマッチ

様々なカブの品種

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